コロナとともに日本にも増加しているという、恐ろしいトコジラミ・・
その威力は、凄まじいと言います。
その気になる駆除方法とは?
今回は、トコジラミのための防虫や殺虫などを中心に調査しました。
トコジラミが嫌う匂いは「樟脳」
トコジラミが苦手な匂いは、樟脳(しょうのう)のにおい。
樟脳とは、
しかしこちらは、あくまでも防虫効果があるというだけで、残念ながらすでに出てきたトコジラミに対する殺虫効果はありません。
では、もしトコジラミが出たらどのように対策すれば良いのでしょうか?
もしトコジラミが出たらどう対策すればいい?
殺虫剤は有機リン系!
トコジラミは殺虫剤への抵抗性が強く、よく販売されている殺虫剤の効果はあまり期待できないそうです。
有機リン系の殺虫剤が効果的ですが、購入場所や種類が豊富ではないため、インターネットで検索すると良いでしょう。
虫除けスプレーも◎
また、虫除けスプレーに含まれる「ディート」は虫が嫌がる成分ですので、ディートを含む虫除けスプレーによる駆除がおすすめ!
掃除機で吸う
古典的ですが、目に見える大きさであるトコジラミですので、発見したら掃除機で吸引しましょう。
マットレスや布団などは、とくに縫い目にも、しっかり掃除機をかけてください。
さらに吸引後に殺虫スプレーをまいておくと効果的です。
そして吸い取ったトコジラミはそのままにせず、すぐに密封して処理してください。
繁殖力が高いので、放置しておくと危険です。
繁殖してどうしても手に負えない場合は、プロの駆除業者に依頼するのが安心ですね。
トコジラミの生態とは?刺されるとどうなる?
そもそもトコジラミとはなんでしょう?
トコジラミはどんなところを好む?
トコジラミは、狭くて暗い場所を好みます。
そのため、昼間はベッドや布製品の縫い目の間、壁、床などの隙間に隠れています。
そして夜になり、人々が寝るころに刺しにくるトコジラミ。
トコジラミがいると、卵や死骸、糞などが出ますので、見覚えのない場所に黒ごまのような物体が現れたら、トコジラミがいるかも知れません。
トコジラミのサイズや主な栄養源は?
トコジラミのサイズはは1センチ未満ですが、目で見えるようなサイズ感です。
・大きいもので8mmほどになるトコジラミもいる
・肉眼でも確認ができる大きさ
・ウサギ、モルモット、ネズミ、小鳥などからも吸血する
・満腹状態になるとぷっくりとカラダが膨らむ
・無吸血でも2~3ヵ月は生存する
・暖かい場所を好むが、寒さにも強い
・日本はトコジラミにとって過ごしやすい気候
トコジラミに刺されると危険なの?症状は?
繁殖力が高いトコジラミ、できれば接触したくないですが、もし刺された場合にも、その症状は人によって全く違うということです。
・症状には個人差がある
・ひどいと発熱を伴うなどの症状が出ることもある
症状がひどい場合には、かきむしらないようにし、すぐに正しい治療を受けましょう。
やっと海外旅行がしやすくなってきた現在、また新たな問題が出てくるのは仕方のないことです。
なるべく防ぎながら、正しい知識を身につけながら対策をしていきましょう。